2024年7月5日（金）にAIガバナンス実装WGで、「AIガバナンスのプロセス」のケーススタディを扱う第5回研究会を開催しました。
協会会員であるセブン銀行、みずほフィナンシャルグループ、リクルートの3社から、社内のAIガバナンス体制、AIの活用・倫理ポリシーや下位の運用規程類の整備の経緯や内容、AIモデル・サービスの運用中のリスク検証の観点等について自社事例をご紹介いただきました。
50名を超える会員に参加いただき、AIモデル・サービスの運用中の検証の頻度の設計、特に生成AIの導入に伴いニーズが高まるリアルタイムでのリスク検証、組織内でのAI活用推進とガバナンスのバランスについて質疑応答も交えてディスカッションしました。リスクの3ディフェンスラインの考え方に沿った第1線部門と第2線部門の連携や今後の改善点について、各社のAIガバナンス担当の編成の経緯等も踏まえつつ意見交換が行われました。
AIガバナンス実装WGでは、第2回〜第5回の研究会で共有・議論された内容をもとに、AIガバナンスの取組パターンや、先行企業共通の課題感を取りまとめたワーキングペーパーを作成することとしています。
1. 開催日時
2024年7月5日（金）14:30-16:00（オンライン）
2. 出席者
登壇者
岩田大生 株式会社セブン銀行
大石将之 株式会社みずほフィナンシャルグループ
田中孝昌 株式会社リクルート
AIガバナンス実装WG
孝忠大輔 日本電気株式会社（WGヘッド）
安部裕之 株式会社 NTT データグループ
竹内宏明 SOMPOホールディングス株式会社
ほか、AIガバナンス協会会員
3. 開催内容
趣旨説明
ケーススタディ「AIガバナンスのプロセス(2)」（岩田大生（株式会社セブン銀行）、大石将之（株式会社みずほフィナンシャルグループ）、田中孝昌（株式会社リクルート））
登壇者によるパネルディスカッション
参加者からの質問・コメントを交えたフリートーク
