2024年11月15日(金)、外部連携活動の一環として、イェール大学のPaul Tsai China CenterフェローであるKarman Lucero氏(https://law.yale.edu/karman-lucero)をお招きし、中国の情報法制の有識者のお立場から米中のAI政策の全体像や論点について伺うディスカッションイベントを開催しました。
Karman氏の講演では、AI規制に関する一つ一つのドキュメントの記載内容だけでなく、技術、産業政策、ユーザコミュニティ、規制のストラクチャなど、AIを取り巻く幅広いエコシステム全体に視点を広げ、米中それぞれのアプローチの特色や長所短所について解説をいただきました。参加者からは、トランプ政権への移行により予想される影響や、規制の対象の特定や実際の管理手法の考え方、中国でAIサービスを提供する際の注意点、アメリカ司法のAIガバナンス領域における役割などについて、プレゼンテーションの最中から活発に質問とコメントが寄せられました。
1. 開催日時
2024年11月15日(金)15:00-16:30(対面:都内会議室にて)
2. 出席者
講演者
Karman Lucero氏
イェール大学 Associate Research Scholar and Fellow, Paul Tsai China Center
AIガバナンス協会理事
・生田目 雅史(東京海上ホールディングス 専務執行役員 グループCDO)
・羽深 宏樹(スマートガバナンス 代表取締役CEO・京都大学特任教授・弁護士)
ほか、会員企業より十数名
3. 開催内容
Karman Lucero氏ご講演「AI GOVERNANCE IN THE U.S. AND CHINA: COMPARING ECOSYSTEMS」
参加メンバーとの質疑応答